青野健美術館への道

わき目ふりふり
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関西水彩画会 70回記念展覧会

関水1


しょぼふる雨の中、関西水彩画会の画集と記念誌が届き

ました。贈り主は青野馬左奈が朝日カルチャーで教えていた

第一期生の中西澄子さんです。未だに義父のこと、青野健

のことをまるで生きているように話してくださいます。


関水2
アーカイブには青野馬左奈の回顧録も掲載


関水は1932年に青野馬左奈、池島勘治郎、桂龍雄、

別車博資によって創立されました。実に83年めを迎えます。

招待券もくださったので、大阪市立美術館へ出向きました。

ペンネ母が撮影のためにうちの食器を借りに来たので、

ちゃっかり送ってもらいます。ちゃっかり、ちゃっかり・・・


天王寺公園
大阪・天王寺公園


広大な公園の中には、動物園、美術館があります。右手

奥には通天閣も見えますね。


大阪市立美術館
大阪市立美術館


ここで、100号サイズ以上の作品がたくさん並べられて

いるのです。100号は約160センチ×130センチです

から、迫力ありますよ。



中西澄子
中西澄子 「山帰来」


80歳の中西さんも100号サイズです。すごいなぁ!

これが水彩画ですからね、油絵じゃないんですよ。

堪能したあとはペン母のお迎え(帰りも拾ってもらう)

を待つのに、阿倍野・近鉄百貨店の地下で美味しいものを

捜していました。ここ大好き。わくわくするものがたくさん

あるんだもの。


晩ごはん
晩ごはん



食後の甘味
あまいもの


幸せでございました。明日からの仕事への活力注入です。

展覧会を拝見して、義父・青野馬左奈のこと、青野健のこと

私の命あるかぎり伝えていこうと心新たにしました。

お義父さん、健ちゃん、あたし頑張るからね!
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リンデンバウムの唄

馬左奈プロフィール1
義父・青野 馬左奈(あおの まさな)


私の薔薇の師匠にして、このブログにリンクしています

poan-de-kibunのかな。さんが今回、恵泉蓼科ガーデンを

紹介してくれています。そこに1枚の写真。

大きなおおきな 菩提樹。 ドイツ語でリンデンバウムと

いいますね。わたしは自然に「リンデンバウムの唄」を口ずさん

でしまいました。そのうち本気モードの大きな声で・・・

ここにyou tubeからお借りした音源を貼っておきます。


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懐かしいお義父さん、馬左奈さんに教えてもらった唄です。

ある晩、馬左奈さん、青野健、私で大阪・北新地で飲んでいました。

深夜になり、お義父さんは京都のお家まで帰らず、奈良の

我が家にお泊りとなりました。大阪から奈良まではタクシー

です。車が出ると、お義父さんは気分よく素敵な唄を歌い

始めました。わたしもつい後からついて歌います。

馬:さっちゃん、そこはこーいうふうに半音さがるんや。

私:こうですか。

馬:そうそう。はい、もう一度〜♪

1時間ほどの車中をずっとリンデンバウムの唄を繰り返しました。

家につくころには完璧に歌詞も覚え、お義父さんと合唱です。

ところどころ健も入ってきます。



masana近江路の初夏
青野馬左奈 「近江路の初夏」



masanaベニス
青野馬左奈 「ヴェニス」



お義父さんはたくさんの歌を知っていて、ピアノを弾きながら

歌っていました。健と初めて会った時、馬左奈さんもいたから

青野親子とは同時に初対面だったのです。そしてその時

レストランで童謡をたくさん歌いました。他のお客さんはどう

思ったでしょうね。私は初めからお義父さんが大好きだったのね。



馬左奈プロフィール2



タクシーを降りる時、運転手さんが言いました。

「いやー、ありがとうございます。心が洗われた時間でした。」

今、わたしはナントカの手習いでピアノを始めていますけど、

お義父さん、きっと喜んでいるにちがいない。そして、

家に来るたびにピアノを弾いてこう言います。

「さぁ、みなさん御一緒に〜、♪はる〜は名のみのぉ〜」

お盆がきますね・・・



合作
スキャナーが小さくて、全部入らなかったぁ!
君家三郎先生の写生会で、私が線をかき、義父が彩色。
そこへ健が乗りこんできた(讃)。
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BOSAN in 雷雨

rain



遅まきながら、お義父さんのお墓参りに長岡京市へ向かいます。

遠くから見ても、お寺の方向は稲妻が走り、雲が地上に落ちていきます。

いややなー。 怖いなー。 雨もだんだん強くなってきました。

ところが、お寺につくと雨はやみました。 


k-family
健、母:長子、父:馬左奈、姉:淳子



ここにはお義父さん、お義母さん、お義姉さんが

います。 いつもより2倍速でお参りをいたしました。

雷こわい! ごめんなさい。 また来ます。


nagaokakyou



お寺の前のこの田んぼが気に入って、馬左奈さんはここにお墓を

作ることにしたそうです。 まるでお義父さんが描く作品みたいです。


その後は、大雨被害のあった宇治へ。 ペンネ元気?



penne



ウレションで迎えてくれました。 オトモラチの顔を見ていると元気に

なります。 ほうら、足もくっついて充電〜〜〜

ペンネ母が京都の北部、ケヤキの大木があるカフェに連れて行って

くれました。 えと、ペンネはお留守番ね。


nifty1
nifty


ほんとはお茶のつもりだったんですけど、夕方になってしまったので

食事をしました。 ひさしぶりのいわゆるカフェごはん。


nifty2
ロコモコ


いろんな話をして、パン屋さんによって帰りました。 こんな穏やかな

日常が今の私には宝物です。 あと5分で明日。

明日も良い日でありますように。
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馬左奈の筍

 馬左奈OCC
スケッチ:青野馬左奈
「青野馬左奈のスケッチブック」(OCCガクブックス)


一昨日の問題、「青野健 遊びの水墨画」サイトの日本語版

artworkの更新ができなかったのは、解決いたしました。

これで更新した「今月の一枚」はご覧になれます。


ノートパソコン抱えてハローパソコン教室富雄校へ駆け込み。

トッシーさんが、ぱっぱっぱとポイントを教えてくださり、

他の疑問にもさっと分かりやすい説明をしてくださいました。

いつもありがとうございまーす。(^。^)



そーだ、義父・馬左奈(まさな)さんも筍をかいている筈。

ありました! 大阪にある国際生涯学習センター発行の画集

に蕨と一緒のスケッチがありました。

義父は京都長岡京市という筍の名産地に住んでいました。

そこには錦水亭(きんすいてい)という筍料理の専門店があり、

時々招いてくれて、唄を歌いないながら楽しい時間を過ごし

ましたっけ。


■山城の筍、その後


Dr.Uの奥様にいただいた山城の筍。半分は若竹煮でいただき

ました。では、あと半分は?


削り節器



じゃん! 昔懐かしい鰹節削り器で削り節を作って、


筍1



薄味で炊いてみました。 おいしい。 筍と鰹節って仲良し

さんですね。 それから次は、



筍入りトッポギ



韓国のトッポギ! 筍入りのゴージャスなトッポギになりました。

隠し味に例の塩麹がきいています。

これで筍1本終了しました。 よく食べるなあ、わたし。



■おまけコーナー 奈良観光の際に


銀杏



カフェ銀杏屋です。 近鉄・奈良駅すぐ、東向き商店街にあります。

昔から続いているにはわけがある。と思うのです。それは、

・お菓子は全部手作りでおいしい

・コーヒーおかわり自由(美味しいコーヒーです)

・サンドイッチが本当においしい!

・スタッフがきちんとしている



銀杏サンド



お昼に久しぶりにいただきました。 さもない風景でしょう?

でもね、バターの分量といい、卵焼きの温かさといい、ちょっと

したことが丁寧に作られていて、結果どこのサンドイッチよりも

おいしいです。GW中、奈良へおでかけの際、小腹タイムは

ここをお勧めします。(力が入ってしまいました)


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馬左奈の花

masana-anemone
青野馬左奈 「花」


昨日、どーしても欲しかった(これまたpoan-de-kibunブログみて)

La renoncule ラナンキュラスを買いました。 

でもね、うちには年中アネモネが咲いています。


アネモネ・・・青野馬左奈(あおの・まさな) の作品で唯一我が家に

ある油彩です。 義父は水彩画家でした。 水彩画は奥が深いですね。

小さい時から水彩絵の具を使うから、易しい画法という印象を持って

しまうのは私だけでしょうか。 義父の水彩画をみて私の覚えは

すっ飛んでしまいました。



馬左奈ー池畔早春
青野馬左奈 「池畔早春」



これも水彩画です。 ひたひたと湿度を含んだ冷たい空気を感じます。

原画は100号の大きな作品です。


義父と息子、青野健は和花が好きでしたけれど、ある種の華やかな

洋花も好んでいました。 そして馬左奈の描く”緑”は、少し寂しげで

くぐもったやわらかい”緑色”でした。 

「絵具の緑を感じさせてはいけないんや」

「時々、紙(神)さんが描かせてくれはるなあ」

とよく健と話していましたっけ。 私には入れない親子の会話です。

二人とも良く似ていました。絵と歌と綺麗な女性が好き・・・

あ〜、会いたくなっちゃうな。 お義父さんだ〜い好き!



さてさて、コンテナ見ていってくださーい。 寄せ植え第二弾です。

 これで辞める。だって薔薇が2鉢くるもん。ホントだってば。


garden
ラナンキュラス花言葉: 光輝を放つ、移り気、魅力ある金持ち


黄色いラナンキュラスと緑×黄色のラナンキュラスを中心にして、

明るい緑色のへデラ、ネメシアメロウの綺麗なロイヤルブルー、

エーゲ海のブルーみたいなプルモナリア、二つの青の間には

黒い花弁のペチュニア、そして黄色いボタンみたいな花ほたる。

これからバルコニーの植物はどんどん勢いがよくなるでしょう。


もし、二人が生きていたら・・・何本かはむしられるかもね。

さっと花瓶に挿して、話しながら枝さわって、そうするとあら不思議。

植物がいい顔におさまるんです。 話しながらとりだす紙と鉛筆。

色がのっていく・・・素敵。



 シンガポール料理にも ・・・塩麹の影が

バクテー


バクテーという漢方薬&にんにくで煮込む料理です。

これはねえ、力仕事をする男のごはんというものだそうで、実際

身体がぽっぽしてきます。 シンガポールのシーサイドに美味しい

店がありました。 そこへ行く時はビーサン、タンクトップ、短パンが

ドレスコードでした。 おまけに男性同伴者付き。 物騒という場所

でもなかったんですけど、この力仕事従事者御用達に敬意を表して

いたわけです。 ほんとうのバクテーのミバはもっと荒々しいのよ。

プチトマトはもちろん、塩麹ベースの和えものです。(笑)


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青野 馬左奈

青野 馬左奈、 義父アオノマサナ 本名です。

健の父も画家でした。

1932年「関西水彩画協会」を池島勘治郎、桂龍雄、

別車博資らと創立して、会は現在に至っています。

健5歳の春、母と姉を同時になくして以来、

父と息子の絆は強かったと思います。

稚気があり、それでいて陰があり、歌が好きで、

女性をこよなく愛して、描くことには純粋で・・・というところは

親子良く似ていました。


貯水タンク


義父:さっちゃん、ここから見える風景はヨーロッパみたいですね。

 :はい? 

家の窓から見える、貯水タンクと団地が夕日に映る姿を見て

そう言ったことがありました。 馬左奈さんの目には遠いイタリアの

シエナの街並みにでも見えたのでしょうか。

うちに遊びに来ると、いつも言っていました。

そう言われると、なんだか素敵に見えたりして・・・


馬左奈作品


青野馬左奈の作品は何点かうちにありますが、これは特別。

義父の個展を健と見に行った時のこと、

「残っている(まだ売れていない)作品を1点あげるから選びなさい。」

大阪・梅田の阪急百貨店で個展すると、初日完売になるほど人気が

あったので、わたしはどんなに嬉しかったことでしょう。

クロッキーと水彩で仕上げた「白馬」を選びました。


馬左奈スケッチ


実は、青野健と初めて会った日は、馬左奈さんとも

初めて会っているのです。

義父は阪急百貨店の美術画廊で個展中でした。

親父と夕飯食べる約束しているから一緒に食べようと誘われて

阪急グランドビルの階上にある島根の料理旅館が出している

「皆美」に向かいました。

もう義父は座っていて、私はどきっとしました。

まあ、なんてハンサムな方なの。

その日の夕食は昨日のことのように憶えています。

何曲も童謡を義父と声を合わせて歌ったからです。

それから、青野健と結婚して、義父が亡くなるまで

義父のことは大好きでした。


浴衣をきた私をスケッチしながら父はいいました。

「さっちゃん、おだんごの位置をもう少し上にあげると
バランスがいい。」


馬左奈さんの葬儀が終わった晩、横で寝ている健が

「お父さんがいなくなって寂しい。」と嗚咽し始めました。

わたしは健の背中を抱きしめて言いました。

わたしも寂しい・・・

こうして今は義父:青野馬左奈、義母:長子、義姉:淳子そして健

が一緒に幸せそうに写っている写真が毎朝私を起こしてくれます。

「おはようさん。いい天気やね。きょうも1日幸せに!」

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